悩みタイトル

変形性膝関節症の症状

初期症状は?
→体を動かし始めた時のこわばり、はっきりとは分からない膝の痛みなどか初期に表れてきます。

膝に水が溜まる
→膝に水が溜まることによって、立ち上がり動作時や歩きはじめの時に痛みが出ることがあります。

どこが痛くなるのか
変形性膝関節症では膝の上の骨の大腿骨と呼ばれる骨と、下の骨の脛骨と呼ばれる骨との間で発生します。

どのような人がなりやすいか
→高齢者の方や、肥満体型の方などに多く発生すると言われています。また男女比では男性よりも女性の方の方が発症しやすいと言えます。

どのようなことが原因で起きるのか
→原因は膝関節の軟骨が老化していくことや、骨折などの外傷、使い過ぎにより軟骨が削れて減少していくことなどが挙げられます。

変形性膝関節症に対する当院の考え

変形性膝関節症は50歳代から発症し、特に65歳以上の方に増える傾向があります。高齢者や肥満体型の方、家族に既往例のある方が発症しやすいとされ、発症率では女性が男性の約2倍となっています。

接骨院での施術は保存療法による施術を行っていきます。患者様によって進行状況は異なるため、まずは一度ご来院いただき症状など今後の施術のことをご相談させていただきたいと思っております。

変形性膝関節症を放っておくとどうなるのか

変形性膝関節症は自然治癒が期待できない疾患です。

施術を受けずに放置すると、

①歩くことが困難になってしまう
②正座ができなくなってしまったり、しゃがんだりすることが難しくなってくる
③膝に水が溜まってしまう

などの症状が表れる可能性があります。
そのまま放置すると人工骨頭になるか、脛骨骨切り術などの負担の大きい施術が必要になることもあります。

早期に変形性膝関節症に気づくことで、体への負担が軽減される施術で済む可能性があります。膝の痛みや違和感、曲げにくさなどが生じた場合は、日常生活に支障をきたす前に、早めに病院や接骨院での受診をお勧めします。

変形性膝関節症の軽減方法

変形性膝関節症の痛み軽減には、ストレッチ、下半身の筋力トレーニング、有酸素運動などが効果を期待できます。これらの運動療法は痛みの程度や年齢に関係なく、自分で気軽に実践できます。

例えば、腿前の筋肉を鍛えることや、ウォーキング、自転車、プールでの有酸素運動が痛みを軽減する効果があります。また、運動を通じて体重をコントロールすることで、膝への負担が減少し、痛みの軽減につながります。

これらの運動療法を適度に続けることで、症状の悪化を防ぎ、痛みを軽減させることが大切です。無理なく続けることが鍵となりますので、ご自身のペースで取り組んでいただくことをお勧めします。

変形性膝関節症の軽減が期待できる施術メニューは?

変形性膝関節症の痛みの原因として、膝の痛みが運動不足につながり、腿前の筋力が低下してしまうことが挙げられます。これを防ぐために、当院では【EMS(電気施術)】をおすすめしています。
EMSは体を動かさずに筋力をつけることができる機械で、通常の筋力トレーニングよりも体の疲れが少なく鍛えることができます。

ただし、単に筋肉を鍛えるだけでなく、膝の痛みを軽減するには足回りの柔軟性も重要です。そのため、当院では柔軟性の向上を目指して【筋膜ストレッチ】をおすすめしています。

EMSと筋膜ストレッチを組み合わせることで、膝に筋力と柔軟性を付け、痛みを軽減していくことが期待できます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

EMSは体を動かすことなく筋力をつけられる機械で、運動が苦手な方にとって最適です。
変形性膝関節症において、膝の痛みの原因の一つに大腿四頭筋の筋力低下が挙げられます。この筋力低下が痛みにつながることがありますので、EMSを行うことで大腿四頭筋に筋力をつけ、痛みを軽減させることができます。

ただし、数回のEMSでは十分な効果が得られません。継続することで徐々に痛みが軽減していくため、自分で筋力トレーニングを行うよりもEMSで筋トレをする方が、体を動かさない分楽にかつ長期的に続けることができます。

変形性膝関節症を軽減するために必要な施術頻度は?

変形性膝関節症の初期の症状の場合、約2〜3ヶ月ほどで症状が軽減すると言われています。この期間は患者様の来院頻度によって長くなることがあります。そのため、週2〜3回の来院が目安となります。

筋力トレーニングはコツコツと続けることで筋力がついてきますが、高頻度で行うと筋肉が損傷される可能性があります。そのため、休息日を設けながら週2〜3回の来院が適切と言えるでしょう。

ご興味やご質問のある方は、どうぞお気軽に当院にご相談ください。