足関節捻挫
症状として熱感や腫脹、痛みを伴います。損傷した部分の色が変わり、皮下出血を伴い腫れて痛みで歩くことが困難になることもあります。
足関節捻挫のほとんどは、足関節を内側に捻って生じます。 足関節外側の靭帯（前距腓靱帯）が損傷します。外くるぶし（外果）の前や下に痛みがあり、腫れます。 また、外くるぶしの前や下を押さえると、痛みます。
Ⅰ度：靱帯の微細損傷や軽度の圧痛があるが、いわゆるちょっとひねった程度であるため、当日もしくは2～3日で競技復帰が可能な状態で、歩行や軽い走行も可能です。
Ⅱ度：靱帯の部分断裂で圧痛、腫脹が強く、歩けるが走ることができず、競技復帰まで２～３週間かかります。装具やテーピング、副木固定が必要です。念のために医療機関でチェックを受けてください。
Ⅲ度：完全な靱帯断裂で圧痛、腫脹、熱感、皮下出血が強く、自分で歩くのがやっとです。競技復帰まで１～２ヵ月を要します。医療機関での施術（ギプスや装具による強固な固定、もしくは断裂靱帯の縫合手術）が必要です。
「立てない」「歩けない」「走れない」というケースがあります。実際に動かせるかどうかを確かめ、機能的に異常がある場合は専門医に行くといいです。
バレーボールやバスケットボール競技で特に多く発生します。ジャンプの着地時に人の足の上に乗り、足関節の内反が強制されて起こる場合が最も重症です。
足関節捻挫に対する当院の考え
患者様の職業や日常の生活背景をしっかりと伺い、足関節にリスクがないかを確認させていただきます。
特に過去に足関節を痛め、捻挫癖がついている患者様には、どのような機序でなるか確認し、再発を防止するために足関節付近の筋肉のアプローチを指導していきます。
学生で運動をしている方にも多いですが、特に歳を重ねて下半身の筋力が低下している方には注意を促します。転倒した際に足関節を痛めるだけでなく、大転子頚部骨折にも繋がりかねません。
当院では姿勢や骨盤のゆがみ、体感のバランスなどを整える骨格へのアプローチや、筋肉へ特化したメニューもあり、予防することもできます。
足関節捻挫をしてしまった場合でも、RICE処置を行い、テーピングでの固定を施し、安静な状態を保てるように施術させていただきます。
足関節捻挫を放っておくとどうなるのか
足関節捻挫とは、足を捻った際に靭帯が引き伸ばされ、靭帯が傷つくことや痛みが生じたことを指します。
生活していく上で誰もが一度は経験をしたことがあると思います。そんなありふれた怪我だからこそ、施術をしないという方も多いのではないでしょうか。
痛みや腫れが無いからといって足関節捻挫を放置しておくと、靭帯が引き伸ばされた状態で修復が止まってしまい、捻挫をしやすい状態になってしまいます。さらに、捻挫を繰り返すことによって靭帯の損傷も大きくなり、重大な怪我に繋がる可能性もあります。
また、靭帯が引き伸ばされた状態で放置することで捻挫自体の治りも遅くなり、痛みや晴れに悩まされることもあるため、捻挫だからと甘く見ず、ぜひ一度ご相談ください。
足関節捻挫の改善方法
足関節捻挫をしてしまった場合、できるだけ早めに応急処置を行ってください。
応急処置の方法として、足関節が動かないように固定して保冷剤や氷水を使って冷やします。一度に長時間冷やしてしまうと逆効果になりますので、10分〜15分冷やしたら10分程度休憩しましょう。それを腫れが引くまで繰り返します。
また、一度捻挫をしてしまうと足関節が不安定になりアキレス腱も硬くなってしまうため、アキレス腱やふくらはぎのストレッチをすることで足関節捻挫の再発防止に繋がります。
痛みや腫れがない場合でも靭帯が大きく損傷している場合もありますので、症状を悪化させないためにもなるべく早めに専門家に見てもらうことをおすすめします。
足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは？
「足の極み」という施術メニューでは、足のアーチを整え、足関節捻挫の再発・悪化を予防します。歪みも軽減され足が正しい位置に戻るため、足への負担が少なくなります。これにより、長時間立ち仕事の方やデスクワークの方も仕事に支障をきたすことなく、仕事がやりやすく楽しくできます。
竹コースでは、酸素オイルを使用して血流改善や筋緊張を緩和する効果があります。腰痛、外反母趾、偏平足、スポーツパフォーマンス向上を目指す方にもおすすめの施術メニューです。
ふくらはぎのむくみ、たるみ、冷え性にも効果が期待できるので、女性の方にもおすすめです。
その施術を受けるとどう楽になるのか
「足の極み」を受けると、まず足全体の症状が軽減されます。
下腿の筋緊張が低下することで疲労感が和らぎ、下腿の冷えやむくみ、痛みや辛さも軽減されます。この疲労感の軽減は仕事やスポーツのパフォーマンス向上にも繋がります。
また、踵の位置が整うことで歩行時の身体のバランスを保つことができ、O脚やX脚の予防、足関節捻挫の軽減にもなります。
改善するための施術頻度はどのくらいか
人間の身体は戻りやすく、人によっては1週間で戻る方もいますが、大体の人が2～3日で戻ると言われていますので、最低でも1週間に1回はお身体を診させていただきたいです。
施術時間は約30～40分なので、仕事終わりや休日など、ご都合の合う時間帯に無理なくお越しください。
毎日来ていただいても問題ありません。
むしろ、身体が戻る前に来ていただいたほうが痛みが出にくい身体作りができ、軽減スピードも速まります。
