自律神経
吐き気
急に頭痛が来る事が多くなってきた
微熱が長期間続いていて治らない
立ちくらみを起こす事が増えてきた
倦怠感を感じやすい
冷や汗
原因は思い当たらないのに耳鳴りが断続的に続いている
生理が自分のリズム通りに来ていない
最近目眩が多くなってきた
最近眠りが浅く何度も起きてしまうもしくは眠れない
味を感じづらくなっている
過呼吸
震え(手や足)
動悸が多くなってきた
なにもしてないのに激しい血圧変動が起こる事がある
胸が締め付けられる感覚が多い
長い間身体の怠さが取れない
顔だけもしくは手足だけあれを書く事が多い
胃の調子が最近よくない
首、腰、膝に症状があって施術しているが、なかなか治らない人
下痢や便秘になる回数が増えている。また繰り返しなってしまっている
自律神経失調症に対する自院の考え
自律神経失調症の原因は確実な原因があるのではなく一人一人原因が異なります。いろいろな原因が重なって起こることが多いので、いくつか原因があります。一つ目は生活リズムの乱れです。
夜更かしをしてしまう人、夜型人間、夜間勤務や、子供の頃からの不規則な生活習慣など、生活リズムを無視した社会環境やライフスタイルが原因。二つ目は過度なストレスです。仕事の社会的ストレス(残業、人間関係)、精神的ストレス、環境の変化等、過剰なストレスが蓄積することが原因。女性であれば生理リズムがくることによってこれによるストレスが原因。他にも様々な原因がありますが大きく分けるとこのようになります。
自律神経失調症になりやすい人には四つのタイプに分かれます。
①元々自律神経の調節がしづらい体質の人
②心理的な影響が大きく、周りの変化や身体の変化に敏感で何かあると神経まで影響がある人
③ストレスに弱い人
④完璧主義、几帳面な人
自律神経失調症のかたは原因は様々ですが、総じてストレスや身体の不調が元の原因でなってしまうことが多いので、身体の悪い症状を治すのも大事ですが、生活習慣も変える必要があります。
自律神経の不調を放っておくとどうなるのか
自律神経失調症になると身体に様々な症状が出ます。大きく分けて精神面と身体面です。
精神面では神経系が見ざれてしまって起こるので気分がすぐれない日が続いたり、それが長く続くことによって次第にうつ病、若い人でも若年性のうつ病になってしまったりします。
身体面では、初期の症状としては動機や息切れしやすい・めまいなどが出ますがそのままにしていると頭の症状であれば片頭痛や緊張性の頭痛、目が冴えてしまい眠れなくなり不眠症になってしまう。
また膝関節であれば膝の痛みが断続的に痛みが続いてしまったり、常に違和感を感じてしまう状態になってしまう。また自律神経失調症は交感神経（筋肉や内臓を動かす）が強く働いてしまう事もあるので筋肉に意識がいっていなくても筋肉に力が入りやすいお身体になってしまいます。筋肉に力が入ってしまうということは体が正常な動きを制限してしまうので他にも様々な機能障害を起こします。
当院の自律神経に対する施術とは
自律神経の施術になると
①外因的ストレスを減らす事
②神経に刺激を与えて神経の乱れを整える事
の二つのポイントを治す必要があります。
1. 外因的ストレスを減らす施術としては生活習慣の見直しがとても大切になります。例えば睡眠時間を増やす、安静にしている時間を増やす、お風呂に入ってリラックスをする。お仕事の時間を減らすなど生活のリズムを整えるようなことをすることが必要です。
2. 神経に刺激を与えて神経の乱れを整える方法としては電気療法があります。電気施術では自律神経の集中している箇所（膝・腰・特に効果がある首）に感じるか感じないかくらいの微弱の電気をかけることによって乱れている神経に刺激が入るので神経が整います。
その施術を受けるとどう軽減するのか
まず生活習慣を変えていく事により普段から外因的ストレスが徐々になくなって行くので耳鳴りや動悸、目眩、吐き気、身体の全体的な怠さが徐々になくなってきます。生活習慣を変えるだけでは直ぐには改善しないで時間が必要です。
電気施術の場合は神経にが集まっている場所に電気をかける事によって交感神経が優位に働いているのを刺激を加えることで副交感神経の働きを高めて、神経の乱れを整えてくれます。具体な効果としては、不眠症、動悸、頭痛、微熱などには比較的効果が出やすいです。電気施術は神経の上にパットを張りますが皮膚より少し浅いところから刺激を与えるので、感覚としては痛みや刺激はほとんどないと思う人が多いです。
施術頻度はどのくらいか
神経失調症からうつ病、アルツハイマー、内蔵系が破損、傷が付いている方に関しては症状を少し緩和はできるかもしれませんが完全には治らないです。自律神経失調症の方だとその症状の重さによって人それぞれ施術に必要な期間がだいぶ異なります。なので基本的な期間で説明します。軽度な人(動悸、吐き気、頭痛)であれば期間は1〜2カ月間施術をします。頻度としては週に3回来てもらう必要があります。
重度な人(睡眠障害、生理不調、内蔵)であれば6カ月〜2年間の期間です。頻度としては2〜3回来てもらう必要があります
自律神経関連でよくある質問と回答①
Q.冷え性が治りづらい
A.自律神経との関連で冷え性が発生することがあります。冷え性が起こる原因としては、冬や春など肌寒い季節に血行が悪くなり、手足の末端が冷えることが最も大きな要因です。
また、食生活の乱れも一因とされています。一日に三食、バランスの取れた食事を摂取していない場合、必要な栄養が不足し、それが手足の末端部の血流の悪化につながることがあります。そのため、栄養を摂ることは自律神経の関連の一つである冷えを軽減できます。
治りにくい原因は他にもあり、例えば手足の血流の促進が不足していることも挙げられます。これを軽減するためには、入浴時に手を閉じたり開いたりする動作を繰り返すことが良いでしょう。温かいお湯の中で手を揉みほぐすなど体の末端である手の指を積極的に動かすのも、冷えの軽減に効果が期待できます。
当院の施術では「鍼施術」が効果が期待できます。鍼施術を行うことで指の末端部の血流の流れを促進できるとともに、指先だけでなく手の様々な所にも鍼を刺すことができ、血流の流れは改善されます。
自律神経関連でよくある質問と回答②
Q.最近朝起きるのが辛い
A.朝に起きるのが辛い主な原因として、自律神経の乱れが考えられます。
自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、睡眠や起床時には特に交感神経の働きが重要です。
通常、人が眠りにつくには20分から30分ほどかかるとされています。睡眠は「体を休ませる睡眠」と「脳を休ませる睡眠」に分けられ、最初に「体を休ませる睡眠」が働き、全身の体温を上昇させて眠りにつくよう促します。次に、「脳を休ませる睡眠」が働き、1時間ほど経過すると体温の上昇が止まり、脳への血流が減り、脳の活動が低下します。朝方までこの状態が続き、最後に起床時には再び交感神経が働きます。この交感神経の働きがスムーズでないと、朝起きるのが辛い状態になります。
この原因の一つとしては、前日の入浴時に体を十分に温めていないことから来ていると思われます。体温を維持することは交感神経が関与しており、朝方まで暖かい状態を保つことができないため、朝起きるのが辛いとされています。
当院の施術では、冷え性を軽減する際と同じく「鍼施術」によって効果が期待できます。鍼施術は全身のどの部分でも行うことが可能で、特に辛い部位に対して行うことが効果が見込めます。また、鍼は対象となる部位に即効性のある効果が期待できます。
自律神経関連でよくある質問と回答③
Q.最近疲れが取れない
A.自律神経の乱れが影響していると考えられます。
全身の疲労は翌日の仕事や勉強にとても悪影響を及ぼすことがあります。
では、なぜこのようなメカニズムが起きるのでしょうか？これは「自律神経失調症」と呼ばれるもので、自律神経が関与していると考えられます。特に「ストレス」や「食生活の乱れ」が影響していることが多いです。例えば、ストレスは交感神経が関与しており、前日に強いストレスを感じると交感神経の働きが乱れ、翌日までその影響が続きやすいです。
また、疲れが取れないのは食事も強く影響しております。食生活の乱れも交感神経が関与しており、1日のサイクルを満たす上で不可欠です。例えば朝食を抜いたり、3食をしっかりと食べていない場合、交感神経が乱れやすくなります。食事を抜くことは風邪などにもかかりやすく、食事は免疫を上げる上で重要です。疲れを軽減するだけでなく、体の不調の防止にもつながります。
当院では「ドライヘッド矯正」という施術を行っており、目や顔、頭を調整し疲れを軽減が期待できる効果があります。これにより、目から来る眼精疲労などにも効果が期待できます。
自律神経関連でよくある質問と回答④
Q.イライラが続いる
A.自律神経の乱れが考えられます。
交感神経の働きは全身の代謝を亢進させ体温を上げるなど多様な作用を持っていますが、一方で怒る気持ちを高める作用もあります。イライラは全身の疲労やストレスが強く関与しているとされており、前日の疲労が完全に取り除けていないことが原因だと考えられます。
また、イライラが続いている場合、副交感神経の働きが弱いことも考えられます。当院の施術では「骨格矯正」でそのような不調を軽減できます。骨格矯正を行うことで前後左右のバランスを整えるだけでなく、自律神経の乱れも軽減できる効果が期待できます。
副交感神経は不快な感情を抑える働きがありますが、何らかの原因でそれが乱れるとイライラは抑制できずになってしまいます。それを軽減するためには、やはり食生活や日々の運動が鍵になってくると思います。
自律神経関連でよくある質問と回答⑤
Q.最近は何事にも集中できない
A.自律神経の働きが低下している可能性が考えられます。この場合、交感神経の働きが低下しており、集中力が続かないことが多いです。
集中力を維持するためには、日々のストレスや疲れをその日のうちに完全に取り除くことが重要だと思います。神経は微細な構造で作られており、それぞれの神経の働きが異なるため、一つひとつ丁寧にケアをしていくことが良いでしょう。
当院の施術では「ドライヘッド」と「骨格矯正」の2つのメニューで効果が期待できます。
自律神経の活性化には目や顔、頭だけでなく、神経の働きを促進することも必要ですが、これらの2つのメニューで効果が期待できます。これも神経の働きをケアする方法として考えられます。
身近な事を一つひとつ丁寧に行うことで、自律神経の働きは活発になると思います。
